*ネルケ無方(むほう)氏、住職引退
記事年月 | 2020年7月‐9月 |
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号数 | 88 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *ネルケ無方(むほう)氏、住職引退 |
本文 | 2020年夏、ドイツ人僧侶のネルケ無方氏が、2002年より18年間務めた安泰寺(兵庫県新温泉町)住職を引退した。安泰寺は周囲を山々に囲まれた曹洞宗の禅道場であり、修行者は自給自足の生活をしながら坐禅修行に徹する生活を送る。ネルケ氏は16歳の時に禅に出会い、ベルリン自由大学で日本学を研究。1990年に京都大学へ留学し、同年秋から半年間、安泰寺で修行した。93年には同寺に戻り8年間の修行を積み、大阪城公園でホームレス雲水生活を送った。2002年に先代住職が急死したため、34歳で安泰寺住職に就任した。住職引退後は大阪に移住し、当面は大阪城公園周辺で坐禅会を開く(神戸・神戸9/30)。 |