*原爆投下から75年、式典と被爆者の現状
記事年月 | 2020年7月‐9月 |
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号数 | 88 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *原爆投下から75年、式典と被爆者の現状 |
本文 | 8月6日と9日、広島市と長崎市はそれぞれ75回目の「原爆の日」を迎え、式典が行われた。広島市の平和記念式典は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催となり、参列者は例年の1割未満だった。長崎市の式典も感染拡大防止から入場制限が敷かれ、参列者は例年の10分の1程度の約500人に制限された(日経・東京・夕8/6、読売・東京8/10)。厚生労働省によると、被爆者健康手帳所持者の平均年齢は83.3歳で、その人数もピーク時と比べ4割弱にまで減少したという。また、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)も6県で既に解散している。被爆者の高齢化が進み、被爆体験の記憶をどう継承するかが課題となっている(読売・東京8/10)。 |