*遺品ない遺骨、DNA鑑定で初特定

*遺品ない遺骨、DNA鑑定で初特定

記事年月 2020年7月‐9月
号数 88
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
タイトル *遺品ない遺骨、DNA鑑定で初特定
本文  厚生労働省は8月26日、太平洋戦争の激戦地だった南太平洋・キリバスのタラワ環礁で収集された戦没者遺骨をDNA鑑定した結果、日本人1人の身元を特定したと発表した。遺骨には個人情報を示す遺品や埋葬記録などの資料はなく、こうした遺骨の身元が確認されたのは初めてのこと。同省は2003年から戦没者遺骨のDNA鑑定を実施しているが、身元特定の誤りを防ぐためとして、鑑定は原則として遺品や埋葬地名簿などがある場合に限ってきた。だが、激戦地では遺品が無い場合も多いため、キリバスなどで収集された遺骨については2020年度から遺品が無くても鑑定を行う方針に転換し、今回の特定につながった(毎日・東京8/25、産経・東京8/27ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る