*長野県知事、社殿改修寄付集めにも関与
記事年月 | 2020年7月‐9月 |
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号数 | 88 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *長野県知事、社殿改修寄付集めにも関与 |
本文 | 長野県知事が県護国神社(松本市)の支援組織「崇敬者会」会長を務め、鳥居修復の寄付集めに関与していたことが判明した問題で、知事が同社の社殿改修の寄付集めにも関わっていたことが9月9日までに分かった。同社境内にある社殿改修の寄付者の顕彰碑(2013年11月付)で、宮司の名に続いて知事の名が崇敬者会会長として刻まれていることから、『信濃毎日新聞』が知事に質問文書を送付。寄付募集の呼びかけ人になったかとの問いに対し、「私的な活動として行った」との回答があったという。県労連や県民医連などでつくる「日本と信州の明日をひらく県民懇話会」と県憲法会議は9月15日、政教分離原則に違反するとして、知事に崇敬者会会長を辞するよう要請。県内のプロテスタント教会の牧師らも29日、抗議文を知事宛てに郵送し、会長職辞任を求めた。一方で知事は、個人としての活動であり政教分離原則には違反しないとの主張を繰り返している(信濃毎日・長野9/10、9/16、9/30ほか)。[→『ラーク便り』85号34頁参照] |