*ウワナベ古墳初調査へ
記事年月 | 2020年7月‐9月 |
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号数 | 88 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *ウワナベ古墳初調査へ |
本文 | 9月18日、奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)と奈良市は、同市法華寺町の前方後円墳「ウワナベ古墳」の周濠を初めて発掘調査すると発表した。同古墳は5世紀中頃のもので、墳丘長255mは全国13位の大きさ。宮内庁が管理する大王(天皇)墓級の古墳が調査されるのは極めて珍しい。今回の発掘調査は県、市、宮内庁の3者が同時に行うもので、橿考研は墳丘に渡るための陸橋の存在が推定されている周濠の北東部を、奈良市は周濠の後円部を、宮内庁は墳丘の裾部をそれぞれ担当する。橿考研の調査部長は「墳丘の正確な規模が分かる可能性がある。(陸橋などの)新たな施設が見つかり、古墳の構造が判明すれば有意義な調査になるだろう」と話している(産経・東京9/19、奈良・奈良9/19)。 |