*ロヒンギャ武装勢力が難民キャンプで戦闘員勧誘
記事年月 | 2020年10月-12月 |
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号数 | 89 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3.南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
タイトル | *ロヒンギャ武装勢力が難民キャンプで戦闘員勧誘 |
本文 | ミャンマーから逃れてきた少数派イスラム教徒ロヒンギャが暮らす難民キャンプで、武装組織「アラカンロヒンギャ救世軍(ARSA)」が勢力を広げ治安が悪化している。ミャンマーとの国境に近いコックスバザールに34ヶ所あるキャンプ内にARSA戦闘員が難民として紛れ込み、資金調達や戦闘員の勧誘を行っているという。キャンプ内で商売をする難民を脅して月毎の出店費を請求したり、勧誘を拒否した難民に暴力を振るったりするケースが報告されている。10月6日には発砲事件が起こり難民ら7人が死亡。新型コロナウイルス感染防止のためにキャンプ内の治安部隊が縮小されたことがARSAの活動拡大につながったとされる。勧誘に応じる難民も多く、12月時点でキャンプ内の勢力は1,500人前後だという(読売12/29)。 |