＊新型コロナ対策でのユダヤ教超正統派への規制と反発
| 記事年月 | 2020年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 89 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-8．北米・中南米】 |
| 国名 | アメリカ |
| トピック | |
| タイトル | ＊新型コロナ対策でのユダヤ教超正統派への規制と反発 |
| 本文 | ニューヨーク州のクオモ知事は10月6日、新型コロナウイルス感染症対策として、感染が拡大している州内のいくつかの地区を特定し、集会や礼拝、ビジネスや学校の活動に制限を設けると発表した。特定された地区のうちニューヨーク市のブルックリン区とクイーンズ区およびロックランド郡、オレンジ郡にはユダヤ教超正統派のコミュニティが存在している。超正統派はインターネットやテレビを避けていることからウイルスについての誤情報を得やすいとされ、市全体の新型コロナ陽性率が1～2％なのに対し超正統派の間では3～8％に上るなど、感染が拡大している。この発表に対し超正統派は不当に攻撃されていると反発しマスクを燃やすなど抗議活動を行ったほか、宗教の自由の侵害であるとして地裁に提訴している（NEWSWEEK10/27ほか）。 |