*「道鏡を知る会」木像を西大寺へ奉納

*「道鏡を知る会」木像を西大寺へ奉納

記事年月 2020年10月-12月
号数 89
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
タイトル *「道鏡を知る会」木像を西大寺へ奉納
本文  「悪僧」と評されることが多い奈良時代の僧侶・道鏡の印象を変えようと有志で結成した「道鏡を知る会」が、このほど等身大の道鏡像を西大寺(奈良市)に奉納した。11月8日に開眼法要が営まれた(奈良・奈良11/10)。道鏡は孝謙上皇の信頼を得て重用されたものの「女帝をたぶらかし皇位を狙った」などと大悪人と評されることが多かった。そうした悪印象を払拭し、再評価することを目指した同会は、道鏡の出身地である大阪府八尾市で1980年に結成され、道鏡にまつわる史実を学ぶ活動を続けてきた(毎日・奈良11/13)。同会の代表は、「道鏡さんというと憎々しげな画像しか出てこないのが嫌で。ずっと先まで残る姿を私たちが造ろうと思いました」と制作の経緯を語った(毎日・東京・夕10/5)。
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