*公明党の大阪都構想賛成に学会員から反発
記事年月 | 2020年10月-12月 |
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号数 | 89 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *公明党の大阪都構想賛成に学会員から反発 |
本文 | 日本維新の会が進めてきた大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」の住民投票に際し、公明党が賛成を呼び掛けたことについて、党の支持母体・創価学会の会員から批判の声が聞かれた。公明党は前回2015年の住民投票では反対の立場だったが、2019年に賛成に転じた。今回の投票では10月18日に山口那津男代表が大阪入りして演説するなど、積極的に賛成を呼び掛けた。これに対し、創価学会内では「選挙のために信念を曲げるのか」として反対活動を行う会員がみられた。11月1日の投開票の結果、都構想が否決されると、各紙は公明党支持者の票割れを報道。『読売新聞』などによる出口調査では、公明党支持者は賛成52%、反対48%だった。党代表が現地入りしたにもかかわらず支持層をまとめきれなかったことについて、与野党から公明党の求心力低下を指摘する声が上がった(読売・東京11/2、毎日・東京11/3ほか)。 |