*中尾山古墳、文武天皇陵説がほぼ確実に

*中尾山古墳、文武天皇陵説がほぼ確実に

記事年月 2020年10月-12月
号数 89
媒体 国内
大分類 【A-7.皇室】
国名 日本
トピック
タイトル *中尾山古墳、文武天皇陵説がほぼ確実に
本文  奈良県明日香村の中尾山古墳について、村教育委員会と関西大学は11月26日、発掘調査により石室の具体的構造や規模などが明らかになったと発表した。古墳は天皇陵特有とされる八角形で、周囲は大量の石で覆われ、高級石材を磨き上げた石室が備わっていたという。同古墳は1974年の調査で八角形墳と推定されたことにより文武天皇陵との説が有力視されてきたが、詳細は不明だった。今回、世界遺産登録に向けた初の本格調査により、荘厳な造りや形状が明確になったことで、文武天皇陵説が確定的となった。なお宮内庁は別の古墳を文武天皇の墓に指定しており、今回の調査結果を受けても変更の予定はないとしている(読売・東京11/27、毎日・東京11/27ほか)。
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