*東京教区大司教が教皇の「同性婚」発言に見解
記事年月 | 2020年10~12月 |
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号数 | 89 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 11月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *東京教区大司教が教皇の「同性婚」発言に見解 |
本文 | カトリック東京教区の菊地功大司教は、映画『フランチェスコ』内での教皇フランチェスコの発言に対し、11月6日に見解を述べた。映画内の発言は編集により教皇が同性愛カップルが子どもをもつことを含め、家庭を形成する権利があると発言しているかのようなものとなっていた。 これに対し、教皇庁国務省は11月2日までに書簡を各地に送り、編集された映像である事実に加えて、カトリック教会の教義を変えたり問題視するものではないことを強調していた。同大司教は教皇は何人も性自認や性的指向により家庭から排除されたり裁かれてはならないこと、発言はすべての人が差別されてはならないという姿勢の表れであることの2点を確認し、それぞれを就任以来一貫した態度であると述べた。この発言は「婚姻の秘跡」の教義に関して述べたものではないとされている(カ15日付)。 [→国外【7.西ヨーロッパ】バチカン参照] |