*民族・宗教間対立激化、全国に拡大
| 記事年月 | 2012年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 56 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | インド |
| トピック | |
| 記事タイトル | *民族・宗教間対立激化、全国に拡大 |
| 本文テキスト | 7月以来北東部アッサム州で、長年土地の所有権をめぐり対立してきた少数民族ボド族とイスラム教徒の間で抗争が激化した。ボド族はモンゴロイド系先住民族で、大多数がヒンドゥー教徒。今回の衝突は、7月19日のムスリム2人に対する銃撃と翌20日のボド族4人の殺害がきっかけであるとみられている。両民族間で殺人や放火が相次ぎ、8月21日までに84人が死亡、約48万人が避難した(朝日8/22ほか)。 8月16日には、南部主要都市で「北東部出身者がイスラム教徒に襲撃される」とのチェーンメールを信じた人々が脱出を試み、同月20日までに約3万人が帰郷する騒ぎに発展(毎日8/21ほか)。政府は、インターネットの情報が対立をあおっているとして、300以上のウェブサイトの閲覧を禁止した(産経8/28ほか)。 |