*宗派暴動関与の政治家に実刑判決
記事年月 | 2012年7月-9月 |
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号数 | 56 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
記事タイトル | *宗派暴動関与の政治家に実刑判決 |
本文テキスト | 8月31日、2002年のグジャラート暴動に関与した州与党インド人民党(BJP)の元州閣僚で現職州議のマヤ・ゴドナニ氏に、殺人罪などで禁錮28年の実刑判決が下った。一連の暴動は、2002年2月に西部グジャラート州で起きたヒンドゥー教徒を狙った列車襲撃事件が発端。暴徒化したヒンドゥー教徒らによる殺人や性的暴行が相次ぎ、千人以上のイスラム教徒が虐殺された。当時暴徒たちをあおっていたとされるのは、ヒンドゥー教徒優位の国家体制樹立を目指す「民族義勇団」(RSS)とその関連団体で、州政府や州首相は暴動を黙認していたと非難されている。しかし、RSS出身で当時州首相であったナレンドラ・モディ氏は、現在でも同地位に居続けている(赤旗9/6)。 |