*北京市が集団での宗教活動を禁止
| 記事年月 | 2021年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 90 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| タイトル | *北京市が集団での宗教活動を禁止 |
| 本文 | 1月8日、北京市政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、市内の寺や教会など宗教施設155ヶ所の一般公開と集団での宗教活動を同日から一時停止すると発表した。2月12日の春節(旧正月)前後に祝賀イベントを開くことも禁止する予定(赤旗1/10)。 *春節の帰省ラッシュを抑える対策 国家衛生健康委員会の幹部が1月9日に記者会見で、春節に合わせた帰省や旅行を念頭に注意を呼び掛けた。北京市政府は、政府機関の幹部らは市民の先頭に立って北京市内で春節を過ごすようにとの通知を出した(日経1/16)。また、同委員会は20日、故郷の農村地方へ戻る人に、7日以内の新型コロナウイルスの陰性証明を義務づけると明らかにした(朝日・夕1/21)。 各地方政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために2月11日から始まる春節の大型連休の帰省ラッシュを抑えようと対策を打ち出した。北京市は春節に帰省せず市内に残る人々に総額4千万元(6億5千万円)の商品券を配布。また、広東省深圳の一部では、抽選で1人当たり200元(約3,200円)のデジタル人民元を「紅包(お年玉)」として配布、河北省唐山市では1人500元(約8千円)の「まごころ祝儀」を支給する。同様の報奨金を出す都市は沿岸部を中心に20以上に上っている(朝日1/29ほか)。 |