*盗まれたヒンドゥー神像、米国から40年ぶりに返還
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | ネパール |
トピック | |
タイトル | *盗まれたヒンドゥー神像、米国から40年ぶりに返還 |
本文 | 1984年に首都カトマンズの南部にある古都パタンの神殿から盗まれたヒンドゥー教の神像「ラクシュミ・ナーラーヤン」像が4月、約40年ぶりに母国に返還された。盗まれた石像は1990年に米ニューヨークのオークションに登場し、購入した収集家がその後テキサス州のダラス美術館に貸与。2019年に専門家が石像の出所に疑問を呈したことがきっかけとなってFBIが捜査を始めた。その後、石像返還の手続きが進み、2021年3月5日、在米ネパール大使館において米国政府から正式にネパール政府の手に戻された。美術品の闇市場でカトマンズ地方への注目が高まったのは1980年代で、専門家は他にも数千の文物が国外に違法に持ち出されたと推測している(International New York Times3/10ほか)。 |