*安楽死を認める法律が議会で可決
| 記事年月 | 2021年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 90 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | スペイン |
| トピック | |
| タイトル | *安楽死を認める法律が議会で可決 |
| 本文 | スペイン下院は3月18日、医師の薬物投与による安楽死を容認する法案を、賛成202、反対141、棄権2で可決した。上院は同法案を2020年12月に可決していた。6月に施行される予定の同法では、回復の見込みがなく耐え難い苦痛を抱える患者が望んだ場合に安楽死を認める。本人には15日の間を置いて2回の意思表示が求められ、対象はスペイン国籍の保有者や合法的な居住者に限られる。カトリック文化圏のスペインでは安楽死反対論も根強かったが、安楽死の合法化を求める運動が1990年代になされ、2017年の世論調査では約8割が安楽死を支持した(毎日・夕4/3ほか)。 |