*シノドス事務局次長に初の女性就任
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
タイトル | *シノドス事務局次長に初の女性就任 |
本文 | 教皇フランシスコは2月6日、シノドス(世界代表司教会議)の事務局次長を2名任命した。うち1人のフランス人修道女ナタリー・ベカール氏(52)は、教会史上初の女性シノドス事務局次長となった。ザビエル姉妹会に所属するベカール氏は、フランスの名門ビジネススクール、パリ経営大学院(HEC)で経済学修士号を取得し、アメリカのボストンで学んだ経験を持つ。シノドス事務局長のマリオ・グレック枢機卿はこの任命について、「幾度となく、教会内の識別や意思決定の過程で女性がもっと関わることの重要性を強調」してきた教皇の意向の反映であると語った。なお、シノドス(正式名はシノドス・エピスコポールム)とは、特定の問題を討議検討する教皇の諮問会議のことで、常設の事務局を有している。ベカール氏は2018年には青年に関するシノドスにオブザーバーとして参加していたほか、2019年にはシノドス事務局の顧問に任命されていた(カトリック2/21ほか)。 |