*124年ぶりに2月2日が節分に
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *124年ぶりに2月2日が節分に |
本文 | 2021年の節分は1897年以来、124年ぶりに例年より1日早い2月2日となった。節分は「季節を分ける」という意味があり、江戸時代以降は二十四節気の最初の節目、立春の前日をさすようになった。二十四節気は国立天文台の暦(れき)計算室が太陽と地球の位置関係から計算しているが、地球の公転周期が365日ちょうどではないことから微妙なずれが蓄積された結果、124年ぶりに節分の日が移動することになったという(赤旗1/1、日経・東京・夕1/30ほか)。 新型コロナウイルスの流行は節分イベントにも影響を与えた。力士や芸能人が豆まきを行うことで有名な成田山新勝寺(千葉県成田市)でも著名人の参加は見送られ、例年5~6万人の参拝客で賑わう大本堂前の会場も人の姿はまばらだった。一方で、巣ごもり需要もありデパートなどでは恵方巻の販売は急増。比較的高価な恵方巻が人気を集め、疫病を封じるとされる妖怪アマビエをモチーフにした恵方巻なども登場した(読売・東京・夕2/1、2/2)。 |