*「踏み絵」の実態を示す新史料発見
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *「踏み絵」の実態を示す新史料発見 |
本文 | 江戸時代末期に大村藩(長崎県)で宗門政策を担当していた「宗門方」の役人が踏み絵の実務について記録した書状など、当時のキリシタン弾圧の実態を示す古文書29点がこのほど発見された。大村藩では、日本初のキリシタン大名であった大村純忠が改宗を奨励したこともあり、戦国から安土桃山時代までに領民の多くがキリシタンへ改宗した。しかし江戸時代の禁教下では、1657年の「郡崩れ」と呼ばれる大量摘発を契機に他藩と比べてより厳しい監視体制が敷かれ、弾圧が行われたとされる。専門家は、今回の発見によって現場視点のキリシタン弾圧の史実が確認できるとし「これまで知られた古文書に欠けていた情報を含む1次史料と言える」と評価する(西日本・福岡1/4)。 |