*7回目のオウム観察処分延長が決定

*7回目のオウム観察処分延長が決定

記事年月 2021年1月-3月
号数 90
媒体 国内
大分類 【A-5.新宗教】
国名 日本
トピック オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪など)
タイトル *7回目のオウム観察処分延長が決定
本文  公安審査委員会(公安審)は1月6日、オウム真理教の後継3団体(アレフ、ひかりの輪、山田らの集団)について、団体規制法に基づく観察処分の延長を決定した。2000年から3年ごとに更新されてきた観察処分は今回で7回目で、延長期間は2021年2月から2024年1月末まで。松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚らの刑が執行されてから初めての更新となる。公安審は3団体について「松本元死刑囚への絶対的帰依を続け、強い影響下にある」と指摘。観察処分下では、各教団は定期的に構成員の名前や資産状況を報告する義務を負い、公安調査官による施設立ち入り検査が認められることになる(産経・東京1/7、北国・金沢1/7)。
    一方「ひかりの輪」は『読売新聞』の取材に応じ、すでに松本元死刑囚の影響から脱却していると主張。「近日中に国を提訴し、決定の不当性を訴えていく」との見解を示した(読売・東京1/7)。
[→『ラーク便り』89号26頁参照
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