*竹下通り暴走事件、オウム死刑との関連の疑い
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *竹下通り暴走事件、オウム死刑との関連の疑い |
本文 | 2月18日、2019年の1月1日に渋谷区の竹下通りで通行人を無差別に殺害しようと軽乗用車で暴走し、男性8人に重軽傷を負わせたとして殺人未遂の罪に問われた男の初公判が開かれた。検察側は男の犯行動機は死刑制度を支持する国民を許せなかったことであると述べ、「オウムの報復」と事件の直前に書き残していたことも指摘し、その周到な準備から完全責任能力の認定を主張した。対して弁護側は統合失調症による心神喪失状態であったとして無罪を主張。男本人も「一人でも多く撥ねようとしたのは事実だが、殺意はなかった」と起訴内容を否認した。男とオウム関連組織や死刑反対関連団体との関係は確認できていない。3月17日の裁判員裁判判決では弁護側の無罪主張を退け、完全責任能力を認定した上で懲役18年が言い渡された(産経・東京2/19、週刊文春3月4日号ほか)。 |