*5歳児餓死事件、母親はマインドコントロール状態との見解

*5歳児餓死事件、母親はマインドコントロール状態との見解

記事年月 2021年1月-3月
号数 90
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
タイトル *5歳児餓死事件、母親はマインドコントロール状態との見解
本文  2020年4月に福岡県篠栗町のマンションで5歳児が餓死した事件について、子どもの母親が知人の女から支配され、マインドコントロール状態だったと各新聞・雑誌は報じた。知人の女は2018年5月頃から、母親と自身が別の保護者関係者から訴えられたなどと噓をついて母親に示談金を要求したり、ママ友の悪口をでっち上げたりして、母親を疑心暗鬼にさせて搾取を続けていたとされる。2019年8月頃から示談金を捻出させるために母親に男児の食事を減らしたり、抜いたりさせた結果、男児は低栄養状態になり餓死したとみられる。福岡県警によればマインドコントロール状態は男児の餓死後2ヶ月続き、現金の受け渡しが行われていた。事件後の任意聴取で同県警捜査員から母親には知人の女の話が事実と異なることが伝えられ、徐々に洗脳状態は解かれているとのこと。福岡地検は母親と知人の女を、勾留期限の3月23日に、保護責任者遺棄致死罪で起訴した(朝日・東京・夕3/5、3/22ほか)。
 マインドコントロールと洗脳は、いずれも定義が曖昧だが、この記事にあるように、メディアや警察では、さらに両者の区別も曖昧なままに使用される例が少なくない。
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