*日蓮降誕800年の記念事業
| 記事年月 | 2021年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 90 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| タイトル | *日蓮降誕800年の記念事業 |
| 本文 | 日蓮宗は2月16日、日蓮聖人の降誕800年を記念し、大本山・誕生寺(千葉県鴨川市)の祖師堂で「宗祖降誕八百年慶讃大法要」を執り行った。菅野日彰管長を大導師として営まれ、祖師堂に要職者約200人が集まるとともに、Zoomを用いて国内外の僧侶約250人も参列した。法要の様子はユーチューブで生配信され、2千人以上が視聴した。 このほかにも同宗は(1)布教を永続化する「人材育成」、(2)社会での認知度を高める「日蓮宗ブランド化」、(3)伝道基盤を固める「寺院活性化」を3本柱とし、降誕800年の記念事業を多岐にわたって展開。 (1)の一例としては子ども向けの活動に意欲的な寺院に講習でノウハウを伝える「青少幼年教化800ヶ寺推進プロジェクト」を企画し、目標を上回る約千ヶ寺が賛同を表明した。(2)の企画としては、ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインで知られる天野喜孝氏に法華経画の制作を依頼。(3)の取り組みとしては、2020年5月から寺院と一般家庭をオンラインでつないで題目を一斉に唱える「オンライン唱題行」を開始。毎回約100人が参加し、同年末までに11回開催した(2/25。文化時報1/1第7輯、中外日報1/3、2/24に関連記事)。 |