*「広島・長崎の火」が被災地の寺院へ

*「広島・長崎の火」が被災地の寺院へ

記事年月 2021年1月-3月
号数 90
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 仏教タイムス
タイトル *「広島・長崎の火」が被災地の寺院へ
本文  台東区の上野東照宮で30年間灯されていた「広島・長崎の火」が福島県楢葉町の浄土宗・宝鏡寺に移され、東日本大震災から10年を迎えた3月11日に点火式が行われた。「広島・長崎の火」は、広島に投下された原爆の残り火と、長崎の原爆で焼けた「被爆瓦」から採った火を合わせたもの。1990年から同宮境内で灯されてきたが、このたび管理団体が同寺住職に相談して移設が決まった。今後は核兵器だけでなく、原発事故の教訓も伝える「非核の火」として灯される。点火式には宗教者ら約130人が集まり、震災が発生した午後2時46分に祈りを捧げた(3/18)。
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