*宗教界の男女差別を語るイベント
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *宗教界の男女差別を語るイベント |
本文 | 宗教界の男女不平等問題を論じるオンライントークイベント「牧師&僧侶&弁護士が宗教界の根深い差別構造をぶった斬る!!」が2月6日、キリスト新聞社の主催により開催された。天台宗尼僧で落語家の露の団姫(つゆのまるこ)氏は、天台宗宗議会に女性が極端に少ないことを指摘。浄土真宗本願寺派僧侶の西永亜紀子氏は、住職の妻が「坊守(ぼうもり)」として自らの仕事を犠牲にして夫を手伝うことを義務付けられてきたことを疑問視した。また牧師の妻の女性は、教会で名前ではなく「牧師夫人」と呼ばれ、無報酬で雑務をするのが当然とされていたと述べた。弁護士の太田啓子氏は、性差別的な慣習を教義で無理矢理正当化するのは「逆に宗教に対する冒とくではないか」と指摘し、伝統や慣習がどうであろうと、男女差別にはおかしいと言っていくことが大切だという認識で一致した(キ3/1。仏教タイムス2/18に関連記事)。 |