*福島県沖地震による寺社の被害
記事年月 | 2021年1月-3月 |
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号数 | 90 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
タイトル | *福島県沖地震による寺社の被害 |
本文 | 2月13日の深夜に発生した福島県沖を震源とする震度6強の地震で東日本の各寺社が被害を受けた。天台宗では福島の4ヶ寺の壁にひびが入るなどの被害が確認され、福島教区と陸奥教区では墓石が倒れるなどの被害が相次いで報告された。真宗大谷派では仙台・東京教区の14ヶ寺が被災したことが確認されており、伽藍や墓石の倒壊、仏具の破損などの被害が報告された。 さらに各地神社からも被害報告が相次いだ。福島県相馬市の神社では拝殿の瓦が多数落下するだけでなく、境内にある大木の根元に地割れができたという報告があった。また、同市の他神社でも鳥居が片方の柱を残して崩れ落ちるという被災の報告があった。 上記の被災状況に対して教団は各所で対応を行っている。曹洞宗は公式サイトに見舞い文を掲載した。真宗大谷派は14・15日、教務所の職員が被害の大きかった宮城県南部や福島県の寺院を見舞い、水やブルーシート、土嚢袋などの物資を供給した。福島県神社庁では14日、「福島県沖地震神社庁対策室」を設置し被災状況の調査を行った(2/19)。 |