*「三大蔵」のデジタル化進む
| 記事年月 | 2021年1月-3月 |
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| 号数 | 90 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| タイトル | *「三大蔵」のデジタル化進む |
| 本文 | 浄土宗総合研究所は、浄土宗開宗850年記念事業の一環として、大本山・増上寺所蔵の「三大蔵」のデジタルアーカイブ化を進めている。三大蔵は木版印刷の宋版・元版・高麗版の大蔵経で、徳川家康によって寄進された。『大正新脩大蔵経』の編纂に際して、高麗版が底本に、宋版・元版が校本に用いられたことでも知られる。宋版は2018年度、元版は2019年度にデジタル化が完了。高麗版についても作業が進められており、三大蔵合わせて2022年度の公開を目指している。元版のデジタル化完了を受けて3月8日に行われた公開講座では、デジタル化によって各版の同一箇所の比較が容易になることや、仏教文献の電子データベース「SAT大正新脩大蔵経テキストデータベース」との連携を図っていることなどが紹介された(3/24)。 |