*仏光寺から聖徳太子ゆかりの「裂(きれ)」発見

*仏光寺から聖徳太子ゆかりの「裂(きれ)」発見

記事年月 2021年1月-3月
号数 90
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 中外日報
タイトル *仏光寺から聖徳太子ゆかりの「裂(きれ)」発見
本文  真宗仏光寺派は3月19日、本山・仏光寺(京都市)で聖徳太子ゆかりの「裂」が見つかったことを発表し、実物を公開した。同寺の蔵に所蔵されている「聖徳太子御褥蜀江(おんじょくしょっこう)」と書かれた桐箱から見つかり、専門家の調査で飛鳥時代のものである可能性が高いことがわかった。江戸時代、法隆寺が伽藍修復の資金調達のために出開帳を行うにあたって仏光寺が寄進し、その謝礼として法隆寺から贈られたものとみられる。浄土真宗では宗祖・親鸞が聖徳太子を尊崇したことから、仏光寺派を含む各派に太子信仰の影響がみられる。今回の発見は、真宗教団と法隆寺の関係解明につながると期待されている(3/24。仏教タイムス3/25に関連記事)。
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