*着床前診断による出産、学会指針に抵触
| 記事年月 | 2012年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 56 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *着床前診断による出産、学会指針に抵触 |
| 本文テキスト | 不妊治療の専門医院「大谷レディスクリニック」(兵庫県神戸市)の大谷徹郎院長は7月11日、体外受精卵を子宮に戻す前に全染色体の異常を調べる新型の着床前診断を2011年2月-12年5月に129例実施し、19組が出産したと発表した。着床前診断は命の選別につながる恐れがあるとされ、日本産科婦人科学会は、重篤な遺伝病疾患に加え、染色体構造異常が原因とみられる習慣流産の患者のみを対象に、事前に個別審査した上で認める指針を出していた。今回の129例は同学会に未申請で、そのうち97例は指針の対象外だった。同院長は「着床前の受精卵は法的に命とは言えず、命の選別には当たらない」とした(毎日・東京・夕7/11、東京・東京・夕7/11)。 23日には「諏訪マタニティークリニック」(長野県下諏訪町)の根津八紘院長が、一部の染色体の異常を調べる着床前診断を2006年-12年5月に20例実施し、7組が出産、1組が妊娠中であると発表した。こちらも同学会に未申請だったという(東京・東京・夕7/23、読売・東京7/24)。これらの問題をめぐって同学会は27日に記者会見し、「決して容認しない。今後も変更はない」との声明を発表した(毎日・東京7/28)。 |