*文化財3D映像公開で修復費捻出目指す
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | 文化時報 |
タイトル | *文化財3D映像公開で修復費捻出目指す |
本文 | 京都市のベンチャー企業「KYOTO’s 3D STUDIO」は神社仏閣が所有する文化財の3D映像を有料公開し、修復費用を捻出するプロジェクトに取り組んでいる。映像制作やコンテンツの開発・運営費用は企業側が負担し、収益は寺社と分け合うことで修復費用にあてる。実際の拝観を促すPRにつながるほか、3Dデータの保存によって文化財の破損・焼失時に復元しやすくなるというメリットも見込まれる。同社は5月19日、浄土宗大本山・くろ谷金戒光明寺(同市)の文殊菩薩立像を撮ったテスト映像を公開。多言語の解説を設けるほか、ディスプレイ付きゴーグルでVR(仮想現実)を体感できるようにする予定だという(6/10)。 |