*法隆寺で聖徳太子1400年記念法要
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *法隆寺で聖徳太子1400年記念法要 |
本文 | 4月3日から同5日にかけて聖徳太子没後1,400年の御聖諱(ごしょうき)が法隆寺(奈良県斑鳩町)で営まれた。法要前日の同2日には「蜂起之儀」が行われ、僧兵姿の僧侶が境内各所を巡行するとともに法要の無事が祈られた(奈良・奈良4/3)。 法要では境内の伽藍間を古谷正覚管長を含む僧侶らとみこしの行列が雅楽の演奏とともに移動し、舞楽の奉納、僧侶による国家安泰や新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う神分(じんぶん)の奏上、聖徳太子の業績を称える表白文の読み上げが各日営まれた。さらに、太子を称えるとともに同感染症の終息を願う「慶讃文(けいさんもん)」が3日は四天王寺(大阪市天王寺区)の加藤公俊管長、4日は東大寺(奈良市雑司町)の狭川普文別当、5日は清水寺(京都市東山区)の森清範貫主によって読み上げられた。法要は太子が7歳の時の姿をかたどったとされる「聖徳太子像(七歳像)」を本尊とし、太子が2歳の時に合掌した手から出現したとされる「南無仏舎利」をまつるもの。各法要名は3日が「法華・勝鬘(しょうまん)講(開白)」、4日が「法華・維摩(ゆいま)講(中日)」、5日が「管弦講」。最終日の「管弦講(結願)」では到着した西院伽藍内で聖徳太子にゆかりの深い雅楽「蘇莫者(そまくしゃ)」の奉納や管長による表白文の代わりに舞台上で雅楽の演奏とともに太子を褒め称える讃嘆式や太子和讃の読経などが行われた(奈良・奈良4/4、4/5、4/6)。 [→専門紙『中外日報』参照] |