*イスラム教徒以外の「アッラー」使用禁止を覆す判決
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | マレーシア |
トピック | |
タイトル | *イスラム教徒以外の「アッラー」使用禁止を覆す判決 |
本文 | 3月10日、首都クアラルンプールの高等裁判所はキリスト教徒の国民も「神」を表現する際に「アッラー」を使用してよいとする判決を下した。マレーシア政府は1986年にキリスト教徒が出版物等で「アッラー」の語を使用することを禁止。マレー語でも「アッラー」は単に「神」の意だが、キリスト教も同じアッラー信仰という捉え方が布教に利用されることへの警戒感がイスラム教徒社会にあったという。今回の裁判の原告はボルネオ島の少数民族「メラナウ」の女性で、彼女が2008年にアッラー表記を用いたキリスト教関連書籍を没収された事件に端を発する(クリスチャン4/11ほか)。 |