*国軍が大仏建立に着手、仏教徒懐柔が狙いか
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | ミャンマー |
トピック | |
タイトル | *国軍が大仏建立に着手、仏教徒懐柔が狙いか |
本文 | 4月下旬、首都ネピドーで国軍が建立を進める大理石の大仏に関連した式典が行われ、2月にクーデターを起こしたミンアウンフライン国軍総司令官らが出席した。国営紙の報道によると大仏は高さ約19mで2022年完成の予定。国軍は「国家の平和と安寧の祈願」を建立目的として謳う。ミャンマーの国情に詳しい専門家によれば、1988年に成立した軍政以降、指導者が仏塔を建立して高僧に寄進する事例が増えた。ミンアウンフライン総司令官は2月にネピドーの高僧を表敬訪問しており、今回の大仏建立計画にも国民の大多数である仏教徒を懐柔する狙いがあるとみられている(日経5/12)。 |