*チベット亡命政府新首相、ダライ・ラマと同じ「高度な自治」路線を支持
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
タイトル | *チベット亡命政府新首相、ダライ・ラマと同じ「高度な自治」路線を支持 |
本文 | 5月14日、インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は、亡命政府議会の元議長ペンパ・ツェリン氏(57)が新首相に選出されたと発表した。首相の任期は5年。世界各国で難民生活を送るチベット人有権者約8万3千人の投票によってツェリン氏が選出された。インド生まれの亡命チベット人2世である同氏は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と同じく中国政府に対して「高度な自治」を要求する路線を支持。2010年以降途絶えている中国との対話再開に向けて働きかける意向を示した一方、ダライ・ラマ後継問題に中国政府が介入する場合があっても「チベット人は結果を決して受け入れない」ことを強調した(朝日5/15ほか)。 |