*保守強硬派のイスラム法学者ライシ師が大統領選勝利
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラン |
トピック | |
タイトル | *保守強硬派のイスラム法学者ライシ師が大統領選勝利 |
本文 | 6月18日のイラン大統領選挙でイスラム法学者のエブラヒム・ライシ司法長官(60)が得票率62%の約1,792万票で初当選したことが、19日に内務省によって発表された。立候補段階での事前審査によって現職のロウハニ師に近い保守穏健派や改革派の候補者らが失格となったことで、国民の関心を失い、投票率は48.8%となり、過去最低の投票率だった1993年の50.3%を下回った。預言者ムハンマドの子孫であることを示す黒いターバンを着用するライシ師は、最高指導者ハメネイ師の信頼も厚い。保守強硬派として知られるライシ師の大統領就任により、近隣のアラブ諸国などは、イランの核開発やシーア派組織支援が拡大することを懸念している(朝日6/20ほか)。 |