*ルクソールで3,400年前の古代都市の遺構が出土
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
タイトル | *ルクソールで3,400年前の古代都市の遺構が出土 |
本文 | エジプト南部の都市ルクソールのナイル川西岸で3,400年以上前に造営された古代都市の遺構が出土したことが、4月8日に同国の発掘チームにより発表された。今回発見された遺構は、過去に盗掘された様子もなく、残されていた古代象形文字「ヒエログリフ」などから年代が特定された。古代エジプトの新王国時代最盛期とされるアメンホテプ3世や少年王ツタンカーメンが統治した当時のもので、古代エジプトにおける過去最大の都市遺構とされる。 ルクソールは新王国時代には「テーベ」と呼ばれる首都だったが、アメンホテプ3世の息子アメンホテプ4世が、宗教改革と合わせてテーベから中部アマルナへの遷都を実施した歴史がある。今回発見された遺構からは、遷都決定の謎につながる新たな手がかりが見つかることが期待されている(毎日5/4ほか)。 |