*ドラキュラ城でワクチン接種
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ルーマニア |
トピック | |
タイトル | *ドラキュラ城でワクチン接種 |
本文 | ルーマニア保健当局は、吸血鬼ドラキュラの居城として知られるブラン城に、5月7日から6月6日まで毎週末、新型コロナウイルスのワクチン接種会場を設けることに決めた。不気味さ漂う古城のスリルで国民の関心を惹き、ワクチン接種を加速させる狙い。接種されるワクチンはファイザー製で、医療スタッフのユニフォームには血の滴るドラキュラがデザインされている。接種後にはブラン城でワクチン接種をしたという証明書がもらえるうえに、城内の「中世拷問器具展覧会」を無料見学できる。トランシルバニア州に位置するブラン城は1388年に完成。アイルランドの作家ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』(1897年)に出てくるドラキュラ伯爵の居城にそっくりとして有名になった。ドラキュラ伯爵のモデルは15世紀の君主ヴラド3世と考えられている。「ヴラド串刺し公」の異名をとるヴラド3世は、残忍な拷問で数万人を殺したとされる(東京・夕5/15ほか)。 |