*競売出品作、カラバッジョ作のキリスト受難画の可能性
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | スペイン |
トピック | |
タイトル | *競売出品作、カラバッジョ作のキリスト受難画の可能性 |
本文 | スペイン文化省は4月8日、首都マドリードで競売にかけられる予定だった絵画が、バロック絵画の巨匠カラバッジョの傑作である可能性があるとして、競売を差し止めた。作品は、磔刑前に鞭打たれ荊冠をかぶせられるイエス・キリストをテーマにした「エッケ・ホモ」。「ホセ・デ・リベラの弟子」の作品として、オークションハウス「アンソレナ」に最低入札額1,500ユーロ(約19万円)で出品予定だったが、プラド美術館の専門家がカラバッジョ本人の作品の可能性があると指摘。文化省は競売差し止めに踏み切った。別の専門家はこれをカラバッジョの作品であると断定し、個人に売れば1億から1億5千万ユーロ(130億から195億円程度)、美術館に売れば5千万ユーロ(約65億円)になるだろうとしている(キリスト4/21ほか)。 |