*第五福竜丸元乗組員の大石又七さんの訃報に教皇が哀悼の意

*第五福竜丸元乗組員の大石又七さんの訃報に教皇が哀悼の意

記事年月 2021年7月-9月
号数 92
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞
タイトル *第五福竜丸元乗組員の大石又七さんの訃報に教皇が哀悼の意
本文  米国の水爆実験で被爆した第五福竜丸元乗組員の大石又七さんは、教皇フランシスコが2019年に被爆地の広島・長崎を訪れる直前、教皇に宛てて「核実験被爆者にも思いを馳せて欲しい」との旨の手紙を出していたが、2021年3月7日に返事を受け取ることなく亡くなった。日本カトリック司教協議会が大石さんの訃報を教皇に知らせると、大石さんが評議員を務めていた公益財団法人「第五福竜丸平和協会」のもとにバチカン国務省から6月16日付の文章が届いた。文章によると、教皇フランシスコは大石さんの訃報に哀悼の意を表しており、大石さんの手紙を読んだときには大きな感銘を受けていたという。
なお、「第五福竜丸」は1954年にマーシャル諸島ビキニ環礁での水爆実験により被爆した静岡県焼津市のマグロ漁船(キ8/1、カ8/8)。
 米国の水爆実験で被爆した第五福竜丸元乗組員の大石又七さんは、教皇フランシスコが2019年に被爆地の広島・長崎を訪れる直前、教皇に宛てて「核実験被爆者にも思いを馳せて欲しい」との旨の手紙を出していたが、2021年3月7日に返事を受け取ることなく亡くなった。日本カトリック司教協議会が大石さんの訃報を教皇に知らせると、大石さんが評議員を務めていた公益財団法人「第五福竜丸平和協会」のもとにバチカン国務省から6月16日付の文章が届いた。文章によると、教皇フランシスコは大石さんの訃報に哀悼の意を表しており、大石さんの手紙を読んだときには大きな感銘を受けていたという。
なお、「第五福竜丸」は1954年にマーシャル諸島ビキニ環礁での水爆実験により被爆した静岡県焼津市のマグロ漁船(キ8/1、カ8/8)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る