*カトリック那覇教区、コロナ禍で迎えた沖縄慰霊の日
記事年月 | 2021年7月-9月 |
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号数 | 92 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
タイトル | *カトリック那覇教区、コロナ禍で迎えた沖縄慰霊の日 |
本文 | 太平洋戦争末期に地上戦の戦場となった沖縄では、日本軍と米英連合軍の戦闘が終結した6月23日を「慰霊の日」に定めている。那覇教区では例年この日に、那覇市の小禄教会でミサを挙げた後、糸満市に位置する魂魄の塔までの約16kmを歩く「カトリック平和巡礼」を行ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、今年も昨年と同じようにこれを休止し、那覇市の安里教会を主会場に、各小教区で同時刻にミサを挙げた。6歳のときに激戦地の摩文仁(まぶに)で戦争捕虜になった安里教会の大城ヨシ子さん(82)は、「戦争の記憶を次の世代に語り継ぐのはとても難しいです。教会も若い人が少ないですが、地道にやっていくしかありませんね」と語った(カ7/4)。 |