*高僧祈念のお守りにブロックチェーン技術導入
記事年月 | 2021年7月-9月 |
---|---|
号数 | 92 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | タイ |
トピック | |
タイトル | *高僧祈念のお守りにブロックチェーン技術導入 |
本文 | エーカポン・ケムトーン氏は、タイ北部の高僧ルアン・プー・ヘーン師(95)が祈念した非代替性トークン(NFT)お守りを販売した。人口の約9割を仏教徒が占めるタイでは高僧が祈念したお守りの収集が人気。首都バンコクにはお守り専用の市場もあり、お守りに数千ドルの値が付くこともある。そのため、以前から市場に流通する高僧祈念のお守りには真贋をめぐる問題が存在した。NFTお守りにはブロックチェーン技術が用いられており、生み出された瞬間からの記録が全て暗号化されている。そのため、これまで市場に流通していた偽物のお守りへの対策にもなると期待されている。しかし、一部ではデジタル資産化された実体のないお守りに対し、「手に取ることができるような物理的な何かが必要」との意見も出ている。6月22日に行われた高僧祈念の儀式では、お守りのレプリカが使用された(AFP通信8/22)。 |