*ウイグル人権問題でユニクロなどアパレル企業に捜査
記事年月 | 2021年7月-9月 |
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号数 | 92 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
タイトル | *ウイグル人権問題でユニクロなどアパレル企業に捜査 |
本文 | フランス当局は6月末、アパレル企業4社の捜査を開始した。民間活動団体(NGO)が4月、中国のイスラム系少数派民族ウイグル族らの強制労働から利益を得ているとして、4社をフランス当局に告発していた。告発されたのはユニクロのフランス法人のほか、同国の大手アパレル企業SMCP、アメリカの靴メーカーのスケッチャーズ、ZARAを経営するスペインのインディテックス。フランス当局が新疆ウイグル自治区の人権問題に関して捜査に踏み切るのは初とみられる。新疆ウイグル自治区の特産品として知られる新疆綿は、世界の綿花生産量の約5分の1を占める。安価で高品質なだけに、アパレル企業にとっては重要な素材供給元となってきたが、近年の欧米では新疆におけるウイグル族の強制労働で製造されていることが懸念されている(読売・夕7/2ほか)。 |