*松本智津夫元死刑囚の遺骨、次女に引き渡しへ
| 記事年月 | 2021年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 92 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-5.新宗教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪など) |
| タイトル | *松本智津夫元死刑囚の遺骨、次女に引き渡しへ |
| 本文 | 松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の遺骨と遺髪の所有権に関する家事審判の特別抗告審において、最高裁第3小法廷は7月2日付の決定で、松本元死刑囚の四女、および妻と次男の申し立てを退けた。これにより、所有権が次女にあるとする司法判断が確定した。松本元死刑囚は死刑執行直前に、四女を引き渡し先として指名していたとされるが、東京家裁は2020年9月の決定で、死刑確定後も面会を続けていた次女が引き渡し先として相当であると認定。東京高裁も2021年3月の決定で、同家裁の判断を支持していた。次女の代理人である安西敦弁護士は、「次女はオウム真理教や後継団体とは一切関係がなく、父の遺骨が宗教的、政治的に利用されることを決して望んでいません」とするコメントを出した(朝日・東京7/6、読売・東京7/6ほか)。 [→『ラーク便り』90号33頁参照] |