*明石市、強制不妊被害者支援の条例案を提出するも否決
記事年月 | 2021年7月-9月 |
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号数 | 92 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *明石市、強制不妊被害者支援の条例案を提出するも否決 |
本文 | 旧優生保護法下で障害者らに不妊手術が強いられた問題で、国の制度で対象外となる配偶者と中絶被害者も含め、300万円を支給する全国初の被害者支援案が9月7日、兵庫県明石市の市議会に提出された。国の制度が対象を旧法の存在している期間に限定しているのに対し、明石市の支援案は戦前の国民優生法による被害者や旧法廃止後も続いているとされる障害を理由にした被害も検討対象に加える方針であった。しかし、支援案は同29日の議会で賛成少数により否決された。自民系の最大会派は「給付額の根拠が不明確」などとして反対し、第2会派の公明党は継続審査を求めて退席した(毎日・東京9/8、9/30)。 |