*大分県の土葬墓地計画、水質調査のため可否判断延期

*大分県の土葬墓地計画、水質調査のため可否判断延期

記事年月 2021年7月-9月
号数 92
媒体 国内
大分類 【8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック イスラム教
タイトル *大分県の土葬墓地計画、水質調査のため可否判断延期
本文  大分県日出(ひじ)町にイスラム教徒向けの土葬墓地を整備する計画で、近く建設可否を下すとしていた本田博文町長が、水質調査のため判断を延期することを7月30日の町議会総務産業常任委員会で明らかにした。町はこれまで「墓地が水を汚染するとまでは言えない」と説明していたが、水質への影響を懸念する一部地元住民の意見を受けた県の助言により、調査の必要性を示すに至った。墓地建設を計画している別府ムスリム教会は2020年7月までに実施した住民説明会で、定期的に水質調査を行うと提案していたが、地元住民側は承認しなかった。同教会は審査の大詰めを迎えた段階で水質調査が打ち出されたことに「いつになれば決まるのか」と困惑の様子を見せた(大分合同・大分7/31、8/12)。
[→『ラーク便り』91号34頁参照

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