*iPS細胞作製の山中教授にノーベル賞
| 記事年月 | 2012年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 57 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *iPS細胞作製の山中教授にノーベル賞 |
| 本文テキスト | スウェーデンのカロリンスカ医科大は10月9日、iPS細胞(人口多能性幹細胞)の作製に成功した京都大学の山中伸弥教授らにノーベル医学生理学賞を授与することを発表した。iPS細胞は、皮膚など体の組織の一部としていったん成長した細胞を操作し、心臓や神経などほかの組織の細胞になりうる能力(多能性)を持たせたもの。同教授のiPS細胞作製方法の発見は、再生医療や新薬開発、難病の仕組み解明などの研究を加速させた(朝日・東京10/9ほか)。 多能性を持つ細胞としては、すでに1981年にES細胞(胚性幹細胞)が発見されていたが、ES細胞は受精卵を壊して作るため、生命は受精の瞬間に始まると考える立場、特に宗教界から批判が絶えなかった。iPS細胞は体細胞から別の組織を作る方法であり、この問題を回避できると期待されている。その一方、iPS細胞から卵子や精子を作製する実験が成功したことにより、人工的に生命を誕生させることが実質的に可能となるなど、生命倫理に関する新たな問題が生じていることが指摘されている(毎日・東京10/11、Newsweek10/24号)。 |