*東京都神社庁がキャッシュレスへの理解促進会

*東京都神社庁がキャッシュレスへの理解促進会

記事年月 2021年10-12月
号数 93
媒体 専門紙
大分類
国名 日本
トピック 神社新報
タイトル *東京都神社庁がキャッシュレスへの理解促進会
本文  11月22日、東京都神社庁ではウェブ会議システムを利用してキャッシュレスに関する研修会が開催され、約50人が参加した。同会は教化委員会の主管で、教養部の企画。キャッシュレスに関する基礎知識や都内における実例などを学ぶことが目的とされた。会の進行としては最初に神符・守札の取り扱いの歴史や「喜捨金」の性格についての解説が行われ、その後都内神社のスマートフォン決済サービス「ペイペイ」導入・利用状況の概説、神田神社における様々な先端技術の導入事例、硬貨手数料が論点となってくることなども説明された。質疑応答では物理的に神前を経由しない金銭の信仰的意義づけの必要性、「バーチャル参拝」や「リモート祈願」などの言葉が指す行為を捉え、また画面越しの祈祷など情報技術の活用の先にある信仰的な有効性について各々が考えを構築する重要性が強調された(11/29)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る