*本願寺派、ビハーラ僧育成を終了する方針を決定
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | |
国名 | 日本 |
トピック | 文化時報 |
タイトル | *本願寺派、ビハーラ僧育成を終了する方針を決定 |
本文 | 浄土真宗本願寺派は2017年から実施してきた「ビハーラ僧養成研修会(仮称)」を終了する方針を固め、11月18日に報告した。終了の理由は医療現場での直接雇用が難しいこと。研修会は医療や福祉の現場で命に寄り添う僧侶の育成を目的に2回開かれていた。しかし臨床現場での傾聴活動は診療報酬に盛り込まれておらず、修了生が直接雇用されるケースは少なかった。また、新型コロナウイルスの影響で対面での研修会が困難になったことも影響しているとされる。今後はカリキュラムを僧侶・門信徒向けの「ビハーラ活動者養成研修会」に組み込むことなどが検討される。一方、委員からはビハーラは僧侶本来の姿であり、雇用につながらないからといって終了するのはいかがなものかという疑問の声もあがった(11/25)。 |