*髙見大司教、退任へ
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *髙見大司教、退任へ |
本文 | カトリック長崎大司教区の髙見三明大司教が提出した定年による退任願が受理され、後任に同教区の中村倫明補佐司教が任命されることがわかった。教皇フランシスコによる発表は12月28日。2003年12月に長崎大司教に着座した髙見氏は、「ペトロ岐部と187殉教者」列福式の長崎開催(2008年)、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録(2018年)、教皇フランシスコの長崎訪問(2019年)に携わった。一方で、男性神父から性的被害を受けた女性が髙見氏の発言に精神的苦痛を受けたとして提訴した裁判は、2022年2月に長崎地裁で判決が言い渡される予定。髙見氏は11月29日に長崎地裁に尋問で出廷し、女性への発言を認め、説明が不十分だったと釈明している(長崎・長崎11/30、12/30、日経・大阪・夕12/28)。 [→『ラーク便り』89号26頁参照] |