*インドネシア・ウラマー評議会幹部逮捕
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2.東南アジア】 |
国名 | インドネシア |
トピック | |
タイトル | *インドネシア・ウラマー評議会幹部逮捕 |
本文 | 11月16日、ファトワ発令の権限を有し、国内のイスラム教徒に大きな影響を及ぼすインドネシア・ウラマー評議会(MUI)の幹部が、過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)のテロ資金調達に関与していた疑いで逮捕された。逮捕されたのは、ファトワ委員会の議長を務めるアフマド・ザイン容疑者。今回の逮捕を受け、MUIの解散を要求する声が上がった。 それに対し、宗教省副大臣のザイヌッタウヒッ・サアディ氏は記者会見で「MUIは2004年のファトワで、テロは国家主権に深刻な脅威をもたらす違法なもの」としており、「ザイン同胞がしたことはMUIとは何の関係もなく、個人的な責任だと信じている」と述べた。しかし、MUIはマアルフ・アミン副大統領の出身母体で支持基盤であるため、ジョコウィ大統領の周辺にも影響が及びかねないとされている(日経11/26ほか)。 |